蘇州からの北京旅行子連れなら新幹線移動がオススメです

蘇州から北京へ子連れで行くなら飛行機より新幹線がオススメです。

せっかくの中国赴任。このチャンスに1度は北京観光したい！万里の長城に行ってみたい！！でも子連れで行ける？楽しめるだろうか？と不安が多かったのですが、意外とスムーズに楽しめましたのでご紹介します。

蘇州から北京に子連れで旅行するなら飛行機より新幹線がおすすめな理由

北京へは飛行機でも行けますが、新幹線移動が快適でした。蘇州北駅から乗車したら北京南駅まで1本で乗り換えなし。費用も飛行機の約半分。5時間ずっと同じ車両に乗っていれば北京に到着するため荷物を持って移動するのが大変な子連れ旅行には新幹線がオススメです。

移動方法	乗降者駅	所要時間	費用（概算）※時期により大きく変動	注意事項
新幹線	蘇州北駅～北京南駅	５時間	二等席：533元約12,000円一等席：953元約21,000円	大人だけで快適に過ごしたいなら一等席がおすすめです。
飛行機①	蘇州～無錫空港無錫～北京首都空港	50分 2時間	空港バス30元約660円中国東方航空1260元※ 約27,800円	空港はそんなに広くないが、蘇州からの移動時間がかかります。
飛行機②	蘇州～上海上海～北京首都空港	30分 2時間	新幹線30元約660円中国東方航空1310元※ 約28,900円	空港がとても広いため、搭乗時間にかなり余裕を持っておかないと乗り遅れてしまうかも。

飛行機移動時間に乗り換えの移動、荷物や身体チェックの時間は含んでいません。

長時間の新幹線乗車で、子供達がじっとしているのに飽きたら、車内を行ったり来たりしても怒られません(笑)。中国の新幹線はとっても賑やか。一等の席は日本と同じくらい静かなので通りすぎる時には気を付けますが、それ以外の場所は車内のおしゃべりがうるさすぎて子供の往来なんて気にする人がいないのです。

飛行機に比べて新幹線は「何かをしなくちゃいけない」時間帯がなく、「耳抜き」の必要もないので子連れ移動にオススメです。

新幹線の車内設備は日本には及ばないものの、違和感はないと思います。シートがちょっと固いかな？というぐらいです。

上海行きの新幹線が「蘇州駅」から出発するため、新幹線＝「蘇州駅」というイメージがあると思いますが、北上する新幹線は「蘇州北駅」からの出発になりますので注意してください。

万が一、乗車駅を間違えてしまった場合には蘇州駅でチケットを振り替えてから蘇州北駅へ向かいましょう。

新幹線の出発時間を過ぎていなければ、乗車車両の振り替えができます。蘇州駅の切符売り場で変更手続きをしてもらいタクシーで蘇州北駅に向かいましょう。渋滞していなければ30分程度で到着できると思います。

５時間かかりますので、おえかき、塗り絵、お絵描き、トランプなど車内で親子や兄弟で楽しめるものはたくさん持ち込みましょう。二等席はコンセントもありましたので中国電圧対応のアイテム(220V対応のもの)であれば充電しながら使うことも可能です。

日本から持ち込んだゲームなどは充電すると壊れる可能性がありますので対応電圧をよく確認してください。中国で購入した電子機器であれば充電可能です。

車内販売や食堂車がある車両もありますが、取り扱っているアイテムが中国人向けのものなので日本人には食べ慣れない物ばかりだと思います。子供達が食べられるものは少ないと思いますのでおやつや食事は現地調達できると思わず、持ち込むことをオススメします。

例えばペットボトルの水や緑茶は冷えてない（常温）ことが基本です。緑茶にはお砂糖が入っていることが基本なため無糖のお茶を取り扱っていないことも多いです。（常温の水は必ず取り扱いあります）

蘇州北駅にケンタッキーはありますので事前に購入して乗り込むことは可能です。コンビニのおにぎりは日本ほどのクオリティではないので、あまり美味しくありません。我が家の子供達は食べられませんでした。

私たちは、子供達の分のお弁当は持参し、大人分は車内販売のお弁当を購入しました。シンプルなルーローハンにしたので問題なく食べられましたが八角が苦手な方は食べられない味付けだったかもしれないと思います。

もう一つ心配していたのはトイレ問題。とんでもなく汚い？？かも？？と覚悟を決めていましたが、そこまでではなかったです。綺麗とはいいがたいですが、すごくひどいわけでもありませんでした。もちろん除菌シートはお忘れなく。駅のトイレの方が状態はひどいです・・・。

蘇州北～北京南駅所用時間5時間新幹線費用(片道)

二等席：533元約12,000円一列に5人。車内は賑やかなことが多く自由な雰囲気。
一等席：953元約21,000円一列に4人。シートは柔らかく車内は静か。

お子さんが大人しい性格で家族でゆったり静かに過ごしたければ一等席。
周りを気にせずにのびのび過ごしたければ２等席がオススメです。