海外引越しで1番大変だったのは要らない物を「捨てる」ことでした。中国への荷物を準備するのも大変なのですが、梱包作業や運び出しは引越し業者さんが実施してくださいます。
不用品の処分は別の業者をお願いしない限り自分達で買い取り店やごみ処理場まで運ばないといけません。これが一番大変でした。実際に何をどうしたのか?をご紹介します。
不用品処分は大きく3パターン
友人・知人に譲る
こたつ、ベビーカー、チャイルドシート、子供服、おもちゃ、学習用品などは年の近いお友達にお譲りしました。無料でお譲りしたものの、お返しがかえってきてしまい荷物が増えることになったので少額の金額でお譲りした方がよかったと反省しました。
お菓子やタオルなどをいただくケースが多かったのですがほとんど実家へ。
買い取りサービスやネット販売を活用する
今だと余裕があればメルカリで売るのがよいかもしれませんね。ワーキングママにはその余裕はないと思いますので、買い取りサービスを活用しましょう。
処分する
不用品買い取り、処分の専門業者へ委託
不用品の買い取りと処分を一緒に実施してくれる業者さんもあるので、余裕が全然ない!!という方は見積もりをとってみるとよいと思います。
粗大ごみとして回収を依頼する
自治体によって回収日や回収方法が異なるので、海外赴任が決まったら早いタイミングで何をどのように捨てればよいのか?確認しておきましょう。
やることがたくさんある海外赴任。ごみの日のタイミングに他の都合を合わせられるか?スケジュールを確認しましょう。
ゴミ焼却場に自分で持ち込む
我が家はごみ焼却場が近所にあったため、海外引越しの日に焼却所にゴミ捨てに行きました。燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ごみなど一度に処分できるため、とっても便利。
車に乗りきらず何往復かしましたが、1日で引越しと処分を完了させることができました。
<事前にしっかり確認しよう>
ゴミ処理方法は自治体毎にルールが違うので、個人での持ち込みの可否や、持ち込み日、搬入受付の最終時刻は事前に確認しておきましょう。
処分するもので1人では運べないものが2つだけあったので、引越し当日に車に乗せるところまで業者さんにお手伝いをお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。これは本当に助かりました。
海外引越し最初にやるべきは荷物の仕分け
我が家は社宅からの海外赴任でしたので、部屋から退去しなければなりませんでした。持ち家の方でそのままにしていかれる方はもう少し準備が楽なんだと思います。荷物は3つに分類します。
中国まで持っていくもの
普段使いしていて、よく使うもの。現地では手に入らない日本製品が該当します。ある程度の都市に住むなら現地で手配できます。荷物が少ない方が費用も手間も少なくて済みますので必要最小限になるよう心がけましょう。
具体的には
子供達のもの、本、食品、台所用品、洋服、パソコン、プリンター、扇風機、炊飯器、私の趣味のもの。
我が家は荷物が少ない方でした。荷造りも開封も大変なので、量は少ない方が楽ですよ。
子供達の服や靴は来シーズン用に大きめのサイズのものも買ってもっていくことにしました。
新品を持ち込む場合は一度開封して、正札を外すように指示がありました。売り物と誤解されないことが重要です。
<引越し荷物はさらに3つに仕分け>
持っていくものを決めたら、『船便』、『航空便』、『手荷物』の3種類に分けておきます。
『船便』と『航空便』の荷物を別々の部屋に置くなど分かりやすいようにしておくと引越し当日の作業が早く進みます。本来は『船便』を先にだして、『航空便』を出すのですが、中国の場合は『検閲』に時間がかかるため、『船便』と『航空便』を一緒に出しました。(届くタイミングもほぼ一緒)
荷物が受け取れるのは住所が特定して(サービスアパートの契約が成立して)居留証が発行されてからなのです!!(旦那さんが入国してから約1ヶ月後)
『手荷物』分は自分で引越し屋さんは梱包してくださらないので、自分で梱包します。1人2つまで手荷物を預けることができたので、ダンボールに食品やアロマグッズ、靴など最後まで使っていたものを詰めました。
倉庫に預けるもの
任期後までとっておきたいか?倉庫で3、4年保管したら痛んでしまわないか?
量によって値段が変わるので、帰任したら新品を買いたくなると思われるものは入れない。
我が家は子供達の雛人形や五月人形、鯉のぼりなどは倉庫に預けました。帰任後にそのまま使い続けたい食器棚や本棚は預けましたが細かいものは帰国後に処分したものが多く、預けた意味がなかったな。と思うものもありました。
帰国時には中国からの荷物も届くため思い切って処分してしまうのがおすすめです。
<倉庫に預けたが、結局帰任後に処分したもの>
・息子のこいのぼり、主人の五月人形(海外赴任前に両親に確認すればよかった)
・子供達が保育園で制作した工作品(当時は思いきれなかったが、帰国後に開封してほとんど処分)
・あまり使わない鍋などの調理器具(元々使用頻度が低かったかつ年数が経ったものを使用する気にならず結局処分した)
決断時に最初に「いらない」と思ったのに「もったいないかも」や「子供達が一生懸命作ったから」と理由をつけて「保留」したものを倉庫に預けましたが、帰国後に処分したので赴任時に思い切って処分してしまって大丈夫だったという結論となりました。
不用品
かなり色々なものを売ったり捨てました。今ならメルカリで販売するのもいいかもしれませんね。
中国ではサービスアパートに入るつもりだったので(家具付きアパート)ほとんどのものをあげるか処分しました。
日本の部屋をすべて「空」にしないといけなかったので捨てるのは本当に大変でした。
ゴミ焼却場に粗大ごみ(布団やいらなくなった家具など)を持ち込んだり、売ったり、あげたり。
中国に持ち込む物の梱包より、捨てるものの分別と実際に処分をしに運ぶ方が大変でした。
引っ越し荷物は業者さんが運んでくださるけど、処分するものは自分で運ばないといけないからです。
しかも旦那は先に赴任しているから男手がない!!重い物を運ぶのは本当に大変でした。捨てるものがあるなら、旦那さんが赴任される前に処分するのがオススメです。
<実際に処分したもの>
こたつ、布団セット、絨毯、カラーボックス、座椅子、テーブル、ベビーカー、チャイルドシート