子連れ厳禁!中国のATM操作時の注意点と現金やキャッシュカードが飲み込まれた時の対応方法 | まゆのブログ
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子連れ厳禁!中国のATM操作の注意点と現金やカードが飲み込まれた時の対応について

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中国語でATMは「自动存取款机」、または「自动柜员机」と表記します。日本のものとの1番の差は操作に時間制限があること。

少しでもモタつくとATMの中にキャッシュカードも現金も飲み込まれていくので、慣れるまでは子供は連れていかないで操作に集中しましょう。基本的な使い方は日本のATMと同じです。

子供は連れていかないで。中国のATMは操作に集中しよう

少しでも迷ったら、すぐに手続きを中止しよう

中国のATMは60秒間何も操作しないとカードが飲み込まれてしまい、戻ってきません。

この中国語は何だろう?どのボタンだったっけ?あれ??暗証番号は??子供はどこに行った??と少し考えているだけですぐ60秒経過してしまいカードが飲み込まれてしまいます。

少しでも分からないな。と感じたら「取卡」ボタンをクリックして、キャッシュカードを手元に戻しましょう。

赴任してすぐの時に子連れでモタモタしていたら、キャッシュカードを取り損ねてATMに飲み込まれていったことがありました。

その時は通訳の方と一緒で、かつ銀行に設置されているATMだったので係員の方がすぐに対応してくれて大事にはなりませんでした。

もし1人でいる時だったら、どこのATMとか、なんの操作をしていたとか絶対に中国語で説明できないなと思い、それ以来ATMには子供がいない時に行く。と決めました。

現金もカードもすぐにATMから取り出そう

「現金を引き出す」は「取款」、「お金を預ける」は「存款」暗証番号は「密码」と表記します。

パネル操作が完了して、ほっとしてはいけません。最後まで油断しないで。ちょっとでもモタついてしまうとせっかく引き出した現金やキャッシュカードがATMの機械の中に飲み込まれてしまいます。

日本のATMのように待ってくれたり、音を出して注意を促してくれたりしません。

処理が終わったらすぐに現金とキャッシュカードをATMから取り出しましょう。

現金を預け入れできるのは銀行設置のATMのみ

いろんなところに設置されているATMですが、現金を預入る機能がついているのは銀行に設置している機械のみ。引き出すのはどこでもできますが、入れるのは場所が限られます。

預入(订金)のボタンを探しているうちに60秒経過。ということも起こりますので、パっと見て無ければ諦めてすぐに「取卡」ボタンで取引を中止してくださいね。

パスワード(密码)の間違いは2回まで

暗証番号(パスワード)は2回間違えた時点で「取卡」ボタンでキャッシュカードを取りだして、よく確認しましょう。

2回間違えてしまったら、当日のやり直しはあきらめて別日に実施するのが安心です。

日本のキャッシュカードを使用するなら、4桁入力した後に、10キー右下にある「输入」または「确认」を忘れずに押してください。

これを押さないまま60秒が経過していしまうとキャッシュカードが飲み込まれてしまいます。

ATMは街の色々な場所に設置されています

空港や銀行はもちろん、ホテルやスーパーマーケット、繁華街、地下鉄の駅など色々な場所にあります。日本より設置場所は多いかも。

慣れないうちは銀行に設置されていて、係員さんがいるATMが安心です。パスポートを持参していきましょう。(ATMに飲み込まれたものを返してもらうのに身分を証明するものとして必要です)

銀行によっては日本語表記に切り替えられるATMもあります。ほとんどのATMは英語表記に対応しています。

中国語が苦手な方は英語表記に切り替えると分かりやすいかもしれません。

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営業時間は設置場所により異なります。現地で確認しよう。

9時~17時は基本的に稼働しています。
市場の近くは朝の7時から、ホテルの中は22時までと設置場所によって稼働時間が違いますので現地で確認しましょう。営業時間は機械に表示されたり、ブースにシールが貼ってあります。

キャッシュカードや現金が飲み込まれてしまったら・・・。

いつ、どのATMで何をしていたのか?を銀行に説明します。銀行から近いATMだと係員さんが駆けつけてくれる場合もあります。

それ以外の場合にはATMの現金回収時に一緒に回収され、銀行に届いた後に連絡がくるケースが多いようです。

中国語ができる方は何時にATMに来てと指定されてその場で返却された方もいました。

通訳さんを介した場合はATMから銀行まで回収されてから、銀行に取りに行くという対応になった方が多かったです。

返却時には身分証明のためパスポートが必要です。パスポートを忘れてしまうと「預かり証」が発行されます。

「預かり証」とパスポートを持参して再度銀行に行くと返却してもらうことができます。

日本の銀行のキャッシュカードは使えません

日本の銀行と提携して直接残高から現金を引き下ろせるATMはありません。上海や北京にはあるかもしれませんが、私は見たことがないです。

日本の銀行カードでもクレジット機能がついていれば、「キャッシング」機能を使って中国でお金を引き出すことはできます。

キャッシングですので、手数料以外に翌月の引き落とし日まで利息が発生します。試しに1,000円をキャッシングしたところ「元」でお金は出てきました。

本当に大ピンチな時には使えるということを確認しましたが、結局3年間1度も使わずに無事任期が終了しました。

子育てママの助け合いは必須。遠慮しすぎずお大事に助け合おう

ATM操作しながら、子供達の動きを見るのは不可能です。

「銀行からお金をおろす」ことがこんなに気を遣うことになるとは想像もしていませんでした。

安全な都市が多いといっても誘拐のリスクがあることはいつも念頭に置いて過ごしていましたので、子供達は視界に入るところにいてもらいたい。

でもじっとしていられない年頃でした。そんな子供を連れてATMには行けない。旦那は夜遅くまで帰ってこない。現金が下ろせない。。。

そんな時は公園で一緒に遊んでいるママに少しだけ子供達を預けて見ていてもらい、自分だけでATMに行かせてもらってました。

日本では経験したことないくらいお友達を頼っていたし、同じようにお願いされることも多かったです。

「お金下ろしたいんだ〜」

「オッケー、じゃあ一緒に遊んでおくね〜」

という会話は日常茶飯事。同じ日本人として助け合う風潮があり、本当にとっても助かりました。困った時はお互い様ですね。

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