蘇州では世界遺産である拙政園や色々なお庭で楽しめる蓮ですが、有名すぎて大変混みあうのでゆっくりお花を楽しめなかったりします。
広い敷地で見渡す限りの「蓮」の風景を楽しみたいなら「荷塘月色湿地公園」がオススメです。公園の様子や行き方をご紹介します。
蘇州「荷塘月色湿地公園」の名前の由来と園内の様子
「荷塘月色」とは日本語で”ハス池に月の光がさしている”という意味です。「荷塘月色湿地公園」は文字通り、蓮で埋め尽くされた湿地公園でとっても素敵です。
総面積は約400ヘクタールで、3億元(約48億円)以上かけ、使われなくなった300もの養魚池などを改造して2007年に作られたそうです。
ハスの花や睡蓮など155品種を観賞することができるそうですが、素人には品種の違いはあまりよくわかりませんでした・・・。
蓮の開花時間は朝早いため、早起きして出かけましょう。朝7時から9時までに満開を迎え、徐々につぼみに戻ると言われています。早いものは5月下旬から咲き始め、6月下旬頃がピークです。これからが綺麗な時期なので是非行ってみてください。
広い湿地帯でぐるっと回ったら1時間くらいだったかな。こんなかんじの歩道を歩きます。
広大な湿地帯の中を歩きます。自販機やアイスは販売されていましたが、食堂のようなものはなかったので、現地でお昼を食べることは難しいと思います。
入り口付近には売店か自販機があったと思いますが、そこを逃すと全くなにもなくなりました。中国アルアルですよね。おでかけ時には水筒は必需品です。
吊り橋やボート、手漕ぎボートなどがありました。
子供達向けの遊具が設置されているエリアもあります。
時期を逃すとこんなかんじでお花が全然なくなってしまうので、お早めにお出かけください。
船頭さんが手漕ぎしてくれる船がありました。1人25元で、20分ほど蓮の間を遊覧し戻ってくる船のようですが、子供達が乗ってくれるはずもなく・・・。
船に乗れれば少しは涼しく楽しめそうですが、この日はとにかく暑かった。出発時に曇りだったので油断しました。帽子や日傘をお忘れなく。
中国語:荷塘月色湿地公园
住所:苏州市相城区太阳路4574路
営業時間:8:30~17:00(最終入場16:30)
入園料:30元(子どもは140cm以下は無料)
蓮の名所「荷塘月色湿地公園」への行き方
新区から公共交通機関で行こうと思うとバスと地下鉄を乗り継いていくことになりますので時間がかかりすぎますね。是非タクシーでおでかけください。約30分で50~60元で行けると思います。
公共交通機関で向かう方法もご紹介します。
①「新地中心北」のバス停から304のバスで「三香広場」まで乗車
②地下鉄4号線で「徐图港」まで乗車
③「采莲换乘中心」のバス停から「夜8」のバスで「永方路太阳路北」まで乗車
最後は1キロを超える徒歩となります。3回の乗り換えとかなりの歩きが発生しますのでオススメしないですね・・・。公園の中もかなり歩くのでクタクタになりそうです・・・。
帰りのタクシーを呼ぶのが難しいと思います。待機はしてないから、たまたま乗ってきた人がいたらラッキーというかんじです。周りに何もないので、流しのタクシーはほとんどいません。
アプリでお迎えを呼べるとベストです。難しければ「永方路太阳路北」からバスで地下鉄4号線の駅まで戻れればタクシーを捕まえることができると思います。
トップシーズンの土日には地下鉄の駅からの直通バスなどの運行もあるようです。またライトアップがされる期間もあるようですが、蓮は午前中に花が閉じてしまうので、花とライトアップの共演は難しいですね。つぼみの状態では楽しめると思います。