小室哲哉1億円を繰り上げ返済「シティーハンター」主題歌のヒットなどアーティスト活動が好調 | まゆのブログ
トレンド

小室哲哉1億円を繰り上げ返済「シティーハンター」主題歌のヒットなどアーティスト活動が好調

トレンド
まゆ
まゆ

小室さんの借金ってエーベックスの松浦会長の個人資産で肩代わりして完済していると思っていましたが、その後にも借金を繰り返していたんですね。その中の1億円を繰り上げ返済したことが報じられました。

音楽プロデューサーの小室哲哉さんが、自身が代表取締役を務める会社から受けていた貸付金の一部である1億円を繰り上げ返済した。当該会社の親会社である「THE WHY HOW DO COMPANY株式会社(以下、ワイハウ社)」が公式サイトで発表されました。

小室哲哉1億円をワイハウ社へ繰り上げ返済

ネットフリックスの映画「シティハンター」のヒットが追い風

今年4月に配信されたNetflix(ネットフリックス)の映画「シティーハンター」の主題歌「Get Wild Continual」をTM NETWORKが担当したことや、7月にパリで行われた「Japan Expo」に招聘されたことなど、アーティスト活動が好調で繰り上げ返済が可能となったと発表。

小室哲哉が1億円返済したワイハウ社とはどんな会社なのか?

ワイハウ社はソフトウエア開発を目的に2004年に設立された会社。2年後に東証マザーズ(当時)に上場したものの業績不振に陥り、大株主や経営陣の入れ替わりが激しくなった。

近年ではスマホゲームやゴルフ用アプリ、飲食事業「渋谷肉横丁」まで、さまざまな事業を展開してきたワイハウ社。2022年1月に小室さんと業務提携契約を締結し、8月に執行役員に迎え入れた。

同時に、小室さんが所有するPavilions社(以下、P社)とSOUND PORT社(以下、S社)の2社を子会社化。新たにエンタテインメント事業を立ち上げ、小室さんを核としてコンサートなどを行うほか、音楽とITを融合させてメタバース(仮想空間)事業に参入すると発表していた。

小室さんへの貸付残高は、2億4344万円に。さらに、P社とS社を通じた「資金の仮払い」が3518万円、「経費の立替」も1372万円計上されていた。

仮払いと立て替えは一時的なものとはいえ、借金には変わりはなく、合わせて2億9234万円もの借金を抱えていた。

小室さんは2022年12月にワイハウ社の取締役に就任していたが、2023年7月末に辞任していたことが、株主総会招集通知に記載されている。

5期連続の赤字で、投資家には“わけあり企業”として知られていたが、2023年8月からは筆頭株主だった田邊勝己弁護士が社長に就任し、再建を図っている。

小室哲哉の借金発覚の経緯

2023年8月期の有価証券報告書の中で、THE WHY HOW DO COMPANY株式会社が小室さんに貸し付けの実績を記載したため発覚。

ワイハウ社は小室さんの個人的な借入の返済のための資金繰り活動に多くの時間を費やしていて、アーティストとしての才能を発揮して創作活動をするための時間が大幅に制約されている状況から、創作活動に専念できるように資金支援を決めたという。

貸付金利は2%。担保もなく、融資として破格の低金利だが、それでも年間500万円近くの利払いが発生していた。

2024年から小室さんの音楽活動40周年の記念コンサートを全国で開催中『小室ファミリー』と呼ばれたアーティストのコンサートツアーを計画。これらのアーティスト活動による収益が今回の返済につながったと思われる。

また、メタバース事業として、AI技術を使ったまったく新しいVR-SNSプラットフォームを中国企業と開発中とのこと。小室哲哉の才能が新しい分野でも発揮されることが期待されている。

小室哲哉の経歴のまとめ

1990年代の音楽シーンを席巻し、総資産100億円以上といわれたが、2000年代に入ると失速。東アジア圏での音楽事業で大失敗し、70億円以上の借金を負った。そして2008年、自作の約800曲の著作権を架空売却した詐欺事件で逮捕され、2009年に有罪判決を受けた。

逮捕時、小室さんが経営するプロダクションの口座には、6000円あまりしか残高がなかったそうです。被害者への解決金をはじめとした負債6億5000万円は、小室さんの楽曲を販売してきたエイベックス・グループの松浦勝人会長が個人資産で肩代わりしました。

その後、Pavilions社(以下、P社)とSOUND PORT社(以下、S社)を立ち上げ音楽活動を再開。

また私生活では2001年5月に自身がプロデュースした歌手・ASAMIと結婚し、02年3月に離婚。同11月に自身も参加するユニット・glebeのKEIKOと再婚。

2018年に不倫が報道され20年2月に離婚が成立していた。KEIKOは11年10月から活動休止していたが、昨年1月から地元・大分のラジオ番組で芸能活動を再開している。

2019年から音楽活動を再開させ、2022年には理化学研究所の客員主管研究員に就任。同年秋には、対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター6』のイメージソングとして、1994年に篠原涼子が歌い大ヒットした『恋しさと せつなさと 心強さと』を28年の時を経てリアレンジした。

タイトルとURLをコピーしました